サイバーパンク2、CDプロジェクトにてプリプロダクション開始

Oct 04,25

サイバーパンク2077続編が正式にプリプロダクション段階に突入

CDプロジェクト・レッドは、『サイバーパンク2077』の続編『サイバーパンク2』が正式にプリプロダクション段階に入ったことを確認しました。この発表はスタジオの最新財務報告書で行われ、『ファントム・リバティ』拡張パックの販売本数が1000万本を突破するという印象的な成果も明らかにされました。

開発リソースの配分

同スタジオは730人の開発者のうち96人がコードネーム「オリオン」の『サイバーパンク2』に従事している一方、主要チーム(422人)は『ウィッチャー4』開発に注力していると開示しました。

『サイバーパンク2』と『ウィッチャー4』の発売までにはまだ数年かかりそうですが、これは「オリオン」がコンセプト段階を超えて進行中であることを初めて公式に確認した瞬間です。

クリエイターのインサイト

『サイバーパンク』シリーズの生みの親マイク・ポンドスミス氏は先日開催された「Digital Dragons 2025」で興味深い詳細を共有。『サイバーパンク2077』開発時ほどの関与度ではないものの、現在も脚本の確認や各部門との協議を行っていることを明かしました。

「先週は様々な部門を回りプロトタイプを視察した」とポンドスミス氏は語り、「『この新型サイバーウェアについてどう思う?』と尋ねられると、この世界観に合致するかどうかのフィードバックを提供している」と続けました。

拡大するサイバーパンク世界

最も重要な発表は続編の舞台設定に関するものでした:「オリオンではナイトシティに加え、もう1つの主要都市が登場する」とポンドスミス氏は明らかにし、新たな都市の美学について「『ブレードランナー』的な雰囲気ではなく、むしろ『完全に堕落したシカゴ』を思わせる」と説明しました。

重要な補足:これはディストピア化したシカゴの本質を喚起するものであり、実際の近未来シカゴが舞台だと確定するものではありません。

CDプロジェクトの現在のゲーム開発パイプライン

CDプロジェクト開発プロジェクト一覧

残された未解決事項

以下の重要な詳細は現時点で未確認です:

  • ナイトシティが拡張されるか完全に再構築されるか
  • 新たな都市の正確な性格
  • ゲームプレイにおいて両都市環境がどう相互作用するか

一方、CDプロジェクトは『サイバーパンク』シリーズの展開を継続中:

  • 『サイバーパンク:エッジランナーズ』の成功を受け新たなNetflixアニメシリーズを制作
  • 来月『サイバーパンク2077』がNintendo Switch 2でリリース予定
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